図書館で借りて読みました。
仕掛けから、利乗せ、ナンピン、手仕舞いまで FX プロの定石川合 美智子


これで勝てるようになるとかならないとかじゃなく、単に読み物として楽しめたかなと。FXの基本のことなので、知っている人にとっては過去に発売されたFX本と変わりないと思うかもしれません。
前から気になっていたことが書いてあったので、どうなのかなぁとまた考えさせられました。2つです。
・利乗せ
・ナンピン
「利乗せ」というのはポジション数を増やしていくことです。ピラミディングとも言いますでしょうか。
利益が乗り始めたらポジションを最初の金額の4~5倍くらいまで段階的に増やすこと。増やし方は、チャートポイントを抜けたところで段階的に増やす(利乗せする)こと
と書かれてあります。段階的に増やすよりも、最初から4~5倍でトレードすべきじゃないのかなぁといった気もしますし、どちらがいいのか考えている最中です。個人的に結論は出ていません。
そしてナンピンですね。きちんと損切りするポイントがあるのであれば、ナンピンもありなのかなぁと思うんですが、どうなんでしょうかね。
ナンピン自体は不遜なイメージが強く、FXの入門書では「ナンピンはすべてダメ」と書いてあることもありますが、使い方次第では有効活用もできるわけです。
自分としては利乗せもナンピンもやっていないので、これからの研究課題かなぁとは思ってます。
その他、NY市場の終値と東京寄り付きのギャップを利用した「シドニー逆張りトレード」を一度バックテストなりして考察してみようかなと思いました。実際にトレードする気にはなれませんが、この時間の特有な動きには興味があります。
また31ヶ月移動平均線の有効性についても書かれてあります。
ドル円の月足です。

月足かぁ・・・。よく分かりませんね。
そんなこんなで楽しめた本ではありました。一度本屋で立ち読みしてみてください。