2Bパターン(2Bリバーサルパターン)について日本語で書かれてあるサイトがなかったので詳しく紹介しようと思います。海外ではTrader Vic's 2B patternと呼ばれています。考案したのがVictor Sperandeoさんです。逆張りの考えですが、知ってて損はないでしょう。
簡単に言うと右肩上がりのダブルトップ(右肩下がりのダブルボトム)形成を想定しています。
(以下ダブルトップだけの話にします。)

(↑Bパターンとなってますが2Bパターンの間違いです。)
高値を更新し上昇すると思ったらだましでしたというパターンです。必ず直近高値をブレイクしないといけません。

最初にブレイクしたロウソク足の安値に注目します。

そして次にロウソク足の終値ベースでその安値を下回ります。ここで下落を考えます。
終値確定後すぐにショートしてもいいのですが、ロウソク足の安値下に逆指値(ストップ)の売り注文をセットします。

損切りは最高値になります。そしてターゲットはネックラインか山の2倍下付近になるかと思います。上の図は悪いです。リスク・リワードを考えるべきです。
ドル円の日足です。

図が小さいですけど、こんな感じです。ヒゲだけブレイク限定にした方がいいのかも。
基本逆張りになるのでうまくいくときもあれば、そうでないときもあるのかなと思います。損切りがはっきりしているのだけが好感持てます。こういう考えでトレードしている人がいるということだけ頭の隅っこに置いとけばいいです。
応用としては、ダブルトップだけでなくレンジと想定したパターンのときや、ボリバンの行き過ぎのときに使えるかなとも思いました。いろいろと検証してみます。
英語ですけど、Youtubeにも解説がありました。参考にどうぞ。