2015年12月22日

超ロジカル思考

年末ですね。ちょっとバタバタしてます。

そんな中、ちょっと読んだ本を紹介します。

超ロジカル思考 ―「ひらめき力」を引き出す発想トレーニング -
超ロジカル思考 ―「ひらめき力」を引き出す発想トレーニング -


この本をなぜ紹介するのかというと、目次の次のページから為替ディーラーの話が始まるからです。3ページほどで終わりますが。。。

著者はファンドマネージャーをやっていたそうですが、隣のディーリング・ルームに伝説の為替ディーラーと呼ばれる人がいたそうです。その人に成功の秘訣を聞くと、、、


「朝、新聞を読んで、今日は円安になると思うよな。そうしたら、逆に円高に張るんだよ。円高と思えば、円安に張る。それだけだよ。」


自分が正しいと思うことと逆のことをすることが、なぜ成功につながるのだろうか。


多くの人は、円高と思えば円高に賭ける。円高になれば達成感に満ちて興奮する。逆に動けば「こんなはずはない」と焦りを感じながら、ズルズルと損を拡大してしまう。

しかしA氏は逆に賭ける。このため、思ったとおりに円高になると、損が出ることになるが、A氏の仕事が始まるのは、ここからだ。自分の読みが当たったということは、自分の相場観が現実を捉えていることを意味する。このため、すぐに損切りをして、円高にポジションを取り直す。元々自分が思っていたとおりなのだから、損切りすることにためらいはない。

これに対して、自分が思った方向と逆に円安になったとすると、利益がでることになる。

このため、なぜ自分の想定した方向と逆に行ったのか、自分は何か重要な要因を見落としているのか、もしそうだとすると、正しいモノの見方はどうあるべきなのか、こうした問いを繰り返す。その中から、自分に見えていなかった新しい相場観が浮かび上がり、どこまで利益を狙えるのかが見えるようになる。

為替レートは、多くの市場参加者の相場観が売り買いに反映されて決まっていく。このため、自分の相場観だけを見ていては不十分で、他の参加者が何を考えているのかを読む必要がある。A氏は、自分の相場観と逆に張ることによって、自分が捉えきれていないモノの見方があるのどうかを探知し、それを浮かび上がらせることで勝っていたのだ。

こうした自分の頭の中になかった、新しいモノの見方を発見できるかどうかが、稼げるディーラーになれるかどうかを決めているのだ。



すごい発想じゃないですか。自分の思った方向と逆にポジション持てますか?
posted by ロンド at 19:27| Comment(0) | 読んだ本 | 更新情報をチェックする
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